K Digital Contents Business Meeting @ Tokyo

韓国企業情報


株式会社ミスリル

https://www.mithril.im/

課題名

産業安全AIソリューション「Guardian-Alpha AI」の高度化およびグローバル輸出向けサービス開発


課題概要

AIビジョン技術とセンサー融合型の産業安全ソリューション「Guardian-Alpha」をマレーシア・シンガポールの製造・建設現場に適用し、グローバルマーケティング力の強化および輸出の実証を通じて東南アジア市場の先行獲得を目指す。


製品/サービス名

Guardian-Alpha AI(ガーディアン・アルファAI)


製品/サービス概要

産業現場での重大災害を未然に防ぐためのAIベースの能動型安全管理ソリューション。映像およびセンサーデータをリアルタイムで分析し、危険状況を検知・警告。IoT機器と連携し即時対応が可能な産業安全特化型AIシステム。


ターゲット市場

東南アジア(マレーシア、シンガポールを中心)における製造・建設業の現場。特に、シンガポールはAI安全技術導入の余地が大きく、マレーシアはスマート製造高度化政策により実証ベースの技術需要が急拡大している。日本市場も、高精度な安全基準とデジタル化が進む産業環境に注目している。


主な保有技術/サービス

Vision AIによる物体・行動認識、Knowledge-Augmented Learningによる少量・希少データの学習最適化。XAI(説明可能なAI)による危険検出結果の可視化。IoT機器と連携した自動制御。エッジコンピューティングによる低消費電力映像分析技術を融合したリアルタイム産業安全対応技術を保有。


グローバル競争力/差別化ポイント

従来の受動型CCTV監視システムの課題(リアルタイム対応の難しさ、AI導入インフラの不足)を克服。Inference(マレーシア)、Invigilo(シンガポール)などの競合と比較し、精度・現場適用範囲・コスト効率で優位性を確保。XAIによる説明提示、IoT制御連動、エッジデバイス最適化などの技術面での差別化が明確。少量データに対応したAI学習とモジュール型構造により、東南アジアの高リスク産業現場に最適化されており、市場参入の可能性が高い。


主な顧客および流通経路

東南アジア(特にインドネシア、マレーシア、シンガポール)のプラント・化学・建設分野に進出している韓国系大手企業(ロッテケミカル、POSCO、ハンファ、CJなど)、および現地の公共産業団地運営機関。

日本市場では、現地の安全認証を有する流通企業や営業代行会社(TBT株式会社)との協業により、製造業や中小工場への普及を推進中。

流通経路は、B2B向け産業用SaaSおよびハードウェアパッケージ販売を並行。初期PoC後に正式導入、モジュール拡張型の段階的収益構造を構築。


事業目標

AIベースの産業安全自動化ソリューション「Guardian-Alpha」をマレーシア・シンガポールの産業現場にPoC実証適用し、それを基盤に輸出契約およびパートナーシップ(MOU)の締結、現地認証および政策連携を通じて東南アジア市場進出の基盤を確立すること。


財務状況(2024年基準)

従業員数:27名

売上高:2,204,880,423ウォン

営業利益:59,209,926ウォン

純利益:78,926,926ウォン


投資誘致状況

情報なし


輸出状況

日本のTBT株式会社と協業・輸出に関するミーティングを2024年5月に予定。

また、東南アジア(インドネシア)に進出している韓国企業(例:ロッテケミカル)の現地拠点工場に対し、「Guardian-Alpha AI」ソリューションのPoC導入に向けたミーティングを2024年6月に予定。